米FDA、ポピーシードに関する情報提供期間を延長

FDA(米国食品医薬品局)は2025年4月8日にポピーシード(ケシの実)に関する情報提供期間を60日延長し、情報受付期間を2025年6月16日まで延ばすことを発表しました。
ポピーシードはパンやドレッシングなどの多くの食品で使用されており、近年ポピーシードまたはポピーシードを使用する食品にアヘンアルカロイドが含まれている可能性が懸念されています。そのためFDAは、現在使用されている農業、産業、製造やサプライチェーンの慣行及び特定の慣行とポピーシードに含まれるアヘンアルカロイドの増加または減少の関連性について理解を深めるため、2025年1月14日にポピーシードの産業慣行に関する情報の提供を求めました。
情報受付期間の延長により、2025年6月16日までFDAのポータルサイトにてコメントを申請することができます。
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