ファイザー社、新型コロナウィルス経口用抗ウィルス剤をEUA申請へ
11/16/2021 ファイザー社発表
ファイザー社の新型コロナウイルスの経口用抗ウイルス剤「パクスロビド」が、後期の臨床試験において入院や死亡のリスクを89%まで減少させることが分かったことで、大手製薬会社はこの試験を中止し、FDAから緊急使用許可を得るための準備を加速させています。
臨床試験において発症後5日以内にパクスロビドを投与された607名の患者では、入院が6件、死亡は0件であったのに対し、プラセボ群では入院41件、死亡10件となっています。パクスロビド群と対照群の入院または死亡率は、それぞれ1%と6.7%であり、85%のリスク低減効果が得られたと報告されています。また、発症から3日以内に治療を受けた患者の場合では、パクスロイド群と対照群の入院・死亡率はそれぞれ0.8%と7%であり、89%のリスク低減となっています
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