米FDA、タルクおよびタルクを含む化粧品に含まれるアスベストの試験方法について、パブリックミーティングの実施を発表

米国食品医薬品局(FDA)は2020年2月4日に、タルクを成分とした化粧品およびタルク中のアスベストの試験方法に関するパブリックミーティングを開催すると発表しました。タルクは化粧品によく含まれる成分で、近年その毒性が問題視されています。

パブリックミーティングの目的は、タルクおよびタルク含有化粧品等、日用品に含まれる可能性があり尚且つ汚染物質として挙げられるアスベストやその他の有害な細長い鉱物粒子(EMPs)を識別・測定できる試験方法、用語およびクライテリアに関するトピックの科学的データと情報を議論し、得ることです。

ミーティングには、次のような議論が含まれます：

• • 連邦政府機関のワーキンググループの推奨する、アスベストおよびその他健康上の懸念があるEMPの用語と定義
• • アスベスト試験の感度、一貫性、および研究所間での同一性を改善するための、標準化された試験の確立に活用できる方法、用語、クライテリアに関する科学データと情報

 

グロービッツでは化粧品の内容成分準拠確認、ラベルレビュー、FDA登録などのサポートを行っておりますので、お気軽にご相談ください。

担当：東京オフィス　長尾     m.nagao@globizz.net